成人式の写真撮影は、当日の成人式会場とスタジオでの前撮りを行うことが一般的です。そのとき、それぞれ注意すべきことがあります。本記事では、成人式当日に写真撮影するときのポイントと、前撮りで必ず知っておきたいポイントを紹介します。
1．成人式での写真撮影のポイント
ご家族で写真撮影するときには、いくつかのポイントを守ることでよりよい写真となります。ポーズや撮影方法は下記の内容をチェックしてみましょう。
1-1.基本の立ち姿
基本の立ち姿では、指先まで気を抜かずにいることが大切です。まず、カメラに対して少し斜めに立つようにします。このとき、振袖の左側の模様がカメラに見えるようにし、カメラ側の足を少し引きます。そして、背筋をピンと伸ばし、足の親指に重心を乗せます。これによって身体に芯が通った立ち姿になります。手はできるだけ袖で隠し、歯が見えない程度に微笑んだ表情をしてください。これが振袖での写真撮影時の基本ポーズです。
1-2.アレンジポーズもおすすめ
せっかく振袖を着ているのですから、さまざまなポーズで撮影しましょう。例えば、座ったポーズではお嬢様風の撮影がおすすめです。このときには、椅子に浅く腰かけて、少し胸を張るようにして、足は基本の立ち姿と同様に片方を引くことがポイントです。
ほかにも、見返り美人ポーズでは振袖だからこそ撮影できるおすすめのポーズです。このときには身体を少しだけ斜めにすることで帯の美しさが際立ち、さらには小顔効果も得られます。慣れないポーズですが、基本の立ち姿と同様の微笑んだ表情をしてください。
1-3.日の向きにも気を付けよう
写真撮影では顔のアップを撮ることがあります。このとき、晴れている場合には日の向きを考えながら撮影しましょう。晴れた日には逆光で、雨やくもりのときには明るいほうに顔を向けてください。そうすることで顔が明るくきれいな仕上がりになります。
2.成人式の前撮り撮影
成人式の楽しみには、前撮り写真もあります。必ず知っておきたい、おすすめの時期・料金の考え方・髪型・後撮りについて紹介します。
2-1．前撮りは4～6月がおすすめ
振袖は夏に着るには暑く、冬に着るには寒いものです。そのため、前撮りを快適に行い、きれいに仕上げるには夏前の4～6月がおすすめです。ただし、桜や紅葉などの景色との兼ね合いも考えると、秋や夏に撮影する場合もあります。残したい写真のイメージに合わせて選びましょう。
2-2．前撮りの料金の相場はいくら？
前撮り撮影の料金は、さまざまな条件によって異なります。例えば、振袖から全て揃えたいときには、レンタル着物・着付け・メイク・写真撮影が含まれた価格になります。一方、着付けやメイクは自分で行い、スタジオでの撮影のみを行う場合には価格は抑えられます。
メイクは自分で、着付けは両親や知り合いがやってくれる場合には活用しましょう。また、思い入れのある場所での撮影は出張料金がかかる場合があります。
2-3．前撮りでおすすめの髪型
振袖を着るとき、どのような髪型にするかは大きなポイントです。髪の長さによっておすすめの髪型があります。まず、ロングヘアであればアップスタイルがおすすめです。首元がすっきりと見えてフォーマル感を演出し、全体的にバランスがよくなります。このとき、後れ毛を残すことや、編み込みを入れるなどのアクセントを加えることで適度なカジュアル感を出します。
次に、ミディアムヘアであれば、顔周りに編み込みやねじりやウェーブといったポイントを入れるのもよいでしょう。これによってボリュームを出すことができます。最後に、ボブでは太めのコテで毛先を内巻きにし、髪は9：1に分けて、毛量の少ない側に髪飾りを付けるとよいでしょう。これによってすっきりとエレガントに演出できます。
2-3．後撮りはできる？
成人式の記念撮影は、その当日はかなりあわただしくなります。そのため、前撮りを選択することが一般的です。しかし、後撮りという選択肢もあります。まだまだ浸透していないため、ゆとりをもって撮影できるのでおすすめです。もちろん、友達や家族との撮影も可能なスタジオが多いので、一度確認してみましょう。
3．まとめ
写真撮影は少しの心掛けで仕上がりが大きく変化します。事前にプランを立てておけば、それだけよい仕上がりの写真になります。
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